ロレックスのメンテナンス(オーバーホール)について


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ロレックスのメンテナンス(オーバーホール)について

ロレックスは一生使い続けられると良く言われますが、それは正しい周期でメンテナンス(オーバーホール)していた場合のことです。オーバーホール無しでは一生使うことは到底不可能です!!

ロレックスは機械式時計なので電池は使いません。
言わば究極のエコ時計です(笑)
ではどうやって動いているのかというと、腕の振りなどによりゼンマイを巻き上げて動いているんです。
(古いモデルではリューズを回してゼンマイを巻き上げる手巻きモデルもあります)

ちなみにフルにゼンマイを巻き上げると、エクスプローラー(Cal.3130)やサブマリーナ(Cal.3135)は約48時間、デイトナ(Cal.4130)だと72時間は動き続けてくれます。
逆に言うと2〜3日使っていないと止まってしまうのですが・・・
この動いている間、ムーブメントのテンプは1秒間に8回の振動を行っています。(ハイビートムーブメントの場合)

何事もなく時を刻んでいるように見えて、時計内部では物凄い複雑な機械が一生懸命動いているわけですね。

ロレックスのテンプは保油能力に優れていて、5年くらいは油が切れることがないと言われていますが、万一切れてしまった場合には内部のパーツがどんどん消耗していきます。
また、ケース内部に使われているシリコン製のゴムの輪(パッキン)が劣化すると文字盤の内部に湿気が溜まって、ムーブメントが錆びてしまうということも考えられます。
そうなってしまった場合の修理代はハンパない額でしょう(^▽^;)

そんなわけで、オーバーホールは3年〜5年に一度しておくことが必要となります。
日本ロレックスに持っていけばOKで、ケースやブレスの研磨仕上げも基本料に含まれているため、ピカピカになって戻ってくるそうですよ。ロレックスのオーバーホール技術は評判が凄く良いですね!!
私は間をとって4年後にオーバーホールに出そうと思ってます。。




オーバーホールの流れ

1:外観・操作性のチェック
リューズを回すと針の状態はもちろん、内部の油の状態がわかります。日付表示も早送りで確認します。
   ↓
2:分解
単にパーツをバラすのではなく、コンディションを詳細に確認しながら慎重に行われます。
   ↓
3:パーツの洗浄
ケースやムーブメントにこびりついた古い油や汚れを超音波洗浄機で取り除く、最も重要な工程となります。
   ↓
4:組み立て・注油
洗浄同様に重要な工程で、技術者の力量がものをいいます。
   ↓
5:ケーシング・最終調整
タイムグラファーやムービングマシンなど、ハイテクが駆使された検査機器を使って、
精度や防水性能などあらゆる角度からテスト・調整を行います。



ちなみに下記のように、オーバーホール料金は値上がりしていますし、維持費も安いものではないですが・・・
大切な時計を労う意味でも、お金を惜しまず思い切ってオーバーホールに出しちゃいましょう!!


オーバーホール料金

エクスプローラーT(Ref.114270):28,000円⇒43,000円

サブマリーナ デイト(Ref.11610):33,000円⇒45,000円

サブマリーナ ノンデイト(Ref.14060M):28,000円⇒44,000円

デイトナ(Ref.116520):50,000円⇒60,000円

デイトジャスト(Ref.116264):34,000円⇒44,000円


上記は2008年4月に価格改定された価格となっています。
エクスプローラーやサブマリーナノンデイトの価格上昇はかなり大きいですね・・・
今後も本体価格同様、まだまだ値上がりしていくことが予想されますが、ケチって大切な時計を壊してしまうことのないように、オーバーホールには定期的に出すようにしましょう( ̄− ̄)


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